2019年 10月
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【定休日】日・月・火
【営業時間】9:30 - 13:00

昭和27年。第二次世界大戦が終わって9年が経っても、多くの人が貧しく、十分に栄養のある物が
手に入らず、子ども達にとって給食はとても大切なカロリー源でした。

この年はインフルエンザがとても流行り、多くの子ども達が学校を休みました。当時休んだ子ども達には
給食のパンを友達が届けることになっていました。
東京都大田区鵜の木の嶺町小学校で調理師をしていた篠原常吉さんは沢山残って固くなってしまった
このコッペパンを何とか美味しくして届けられないかと悩みました。

「そうだ!油で揚げてみよう!」

固くなってしまったパンも揚げると元のやわらかいパンに戻り、そこにたっぷりの砂糖をまぶしました。
子ども達の喜ぶ顔を見たくて、悩みに悩んだ篠原さんのひらめきが、固くなったパンを
ふわふわの甘いドーナッツのようなパンに生まれ変わらせたのです。
体の弱っていた子ども達には、油や砂糖がエネルギー源となり、元気に回復しました。
このパンは「あげパン」と名前がつき、評判はあっという間に広がりました。

篠原さんは学校給食コンクールであげパンを披露し、昭和29年6月18日、
日本で初めて「あげパン」が学校給食のメニューになりました。